息子夫婦のUターン余話2010年01月04日

 昨夜6時30分頃に息子夫婦がUターンした。まだUターンラッシュのピークが続いている時間帯を沼津までの殆んどを高速道で帰った。今朝起床した時、携帯メールの着信ランプが点滅していた。「無事に今帰りました」という味も素っ気もない息子からのメールだった。発信時間は未明の2時40分だ。6時間だった帰省時間がさすがに8時間かけてのUターンだ。それでもラッシュピークの出発にしては思いのほか早かった。10時頃に珍しく息子から電話があった。素っ気ないメールに気が引けたのか。嫁の智恵なのか。生電話での帰省連絡と嫁の姑への挨拶だった。盆暮れの息子夫婦の帰省は平坦な老後生活のインパクトのあるメリハリとなっている。
 娘は今日から出勤だ。いつも通りの夫婦二人の静けさが戻ってきた。昼食の食卓に並んだ正月料理の残りと、郵便受けの数枚の賀状が正月の余韻を残していた。
 正月というイベントの現役時代の起伏の大きさは、リタイヤ後2度目を終えて確実になだらかになっていく。