リタイヤ2年目の新年の居場所2010年01月06日

 昨日の夕方、ご近所のお宅でちょっとした新年会となった。昨年3月にトルコツアーをご一緒したご夫婦宅である。「お茶を誘われているから来たら?」。家内の訪問先からの連絡だった。行ってみて部屋の隅に置かれた「越の寒梅」が目に入った。話題にした途端に酒好きの亭主二人はもう止まらない。ぐい飲みが用意され、ティーブレイクはプチ酒盛りに変貌した。口当たりの良い銘酒にほろ酔い機嫌で6時前に帰宅した。
 6時から地区の社会福祉協議会の役員会兼新年会があった。家内のマイカーで送られてコミュニティーセンターに出かけた。30分ほど型通りの議事を済ませて千円の会費制の新年会に切り替る。チラシ寿司弁当と缶ビールとミカンが配られる。しばらく懇談した後、恒例の参加者の抱負や特技の披露発表となる。20名ほどの参加者が次々に独自の世界を披露する。「趣味の川柳で専門誌での入賞が目標」「趣味だった版画を復活させたい」などの抱負が語られたり、「去年からの大殺界が続いているので今年も大人しくする」と、去年も決して大人しくなかったオバサンの決意があったりする。趣味は詩吟というオジサンは用意のペーパーを参加者に配り、全員の合唱で盛り上げた後、自らの詩吟を披露するという芸の細かさである。学生時代の謡いを披露するオバサンもいる。それぞれに年輪を経たいぶし銀のぬくもりが伝わってくる。
 ご近所さんとの懇親と社協の新年会・・・。リタイヤ2年目の新年の心地よい居場所に包み込まれた。