ライフワーク「風土記」の着実な広がり2010年12月24日

 今日、HP「にしのみや山口風土記」にまつわる関係者との打ち合わせが2件あった。
 午前中に山口公民館で公民館講座推進員で私の講座を担当して頂いたFさんとお会いした。来年度の山口風土記関連の講座開講についての意見交換だった。今年度実施した講座の再開でなくテーマを絞った特定テーマの講座がベターではないかとのことだ。例えば「旧国鉄有馬線」「有馬川」「丸山」といったテーマを様々な角度から紹介する等のイメージだ。ぜひ検討してみたい面白い提案だと思った。
 私からも今は北六甲台という新興住宅街となった「お天上山」の由緒や云われを紹介する講座を北六甲台住民を対象に開講できないかと提案した。併せて「山口旧街道散策」のボランティア・ガイドの立ち上げやガイド養成講座等も公民館活動推進員会と相談させてほしいとお願いした。
 午後に山口中学を訪問した。半月ほど前に校長先生から連絡があった。来年5月の二年生のトライやる・ウィーク実施に当たってその前に地域のことを学ばせたいので私の「風土記」について語って貰えないかとの依頼だった。今日は担当の先生方とのその打合せだった。校長室で先生方としばらく懇談した後、別室で準備して頂いたプロジェクターに持参のノートPCをセットし公民館講座使用のスライドを紹介した。この100頁を越えるスライドをテーマに沿ってアソートして紹介することになる。どのようなテーマ設定するかが問題だ。私からは「ふるさと山口」をキーワードに「樹の里・山口」「街道の街・山口」を切り口に自然、生き物、歴史、風土を紹介してはどうかと提案し、了承された。
 「風土記」を媒介とした地域社会への貢献は、私のライフワークでもある。そのための舞台が、知人や関係者の理解と支援を得て徐々に着実に広がりつつある。幸せな老後スタイルを享受できていることに感謝するばかりだ。