娘の新たな家づくりの手順が刻まれる2011年03月20日

 久々に我が家のリビングが大勢の来客で賑わった。娘の挙式まで1カ月余りとなった大安の日曜日である。私と家内のそれぞれの唯一の肉親である弟夫婦と義理の兄家族のお祝いの来訪が重なった。両親と舅姑は既に他界している。今や参列をお願いできる数少ない親族であり、当日の披露宴では席を同じくする花嫁側親族である。日頃は馴染みの少ない二家族の格好の事前の顔合わせの機会ともなった。家内の兄夫婦には娘とその幼子である孫娘も同行してもらった。娘にとってはただ一人の同性の従妹である。
 10時過ぎからしばらくリビングで寛いでもらった後、11時予約の昼食に出かけた。会場は今や我が家の定番となった三田の「山里料理 仁木家」である。1時間半ほどをかけたゆっくりした会食だった。絶好のロケーションのゆったりした個室での一味違った蕎麦会席は、こうした席のもてなしには格好の席として重宝している。
 婚姻という新たな家づくりには多くの手順が刻まれる。近い親族の祝いの来訪とそのもてなしもまた、そうしたセレモニーのひとつなのだろう。