ご近所づきあいと我が家のメニュー2011年08月11日

 早朝5時半出発のウォーキングだった。住宅街麓の貸農園では涼しいうちの畑仕事にいそしむ皆さんの姿が目についた。何度か山歩きをご一緒したご近所のご主人も、出勤前のひと仕事に余念がない。挨拶を交わして先に進んだ。
 今日は何も予定がないしこの暑さである。外出する気にもなれない。万歩計カウントの4桁維持には朝のウォーキングが決め手となる。隣町の稲荷神社折り返しの最長コースを選択した。マックのモーニングコーヒーも済ませて、再び貸農園付近に帰ってきた。たっぷり1時間半近く経過していた。
 ご近所さんのマイカーが農園横にまだ停車している。「今日はえらい頑張ってますね~」と、くだんのご主人に声をかけた。「ちょうどよかった。きゅうり持って帰って!」と返された。いっぱいぶら下がっている畝から数本の見事なきゅうりをもいでもらった。「なる時は一斉になるもんやし」と言いながら農具庫から取り出したナイロン袋に入れて手渡された。恐縮しながらお礼を言ってナイロン袋を受取った。30cmはあろうかという良く肥えた5本のきゅうりを家内に手渡した。
 歳をとってかって嫌いだった野菜の類が苦にならなくなった。家内のつくる料理も野菜中心のメニューが多い。良好なご近所づきあいが我が家のメニューを左右しているともいえそうだ。