主婦三人のうっぷん晴らし?2011年08月18日

 昨日の2時半頃に息子夫婦がUターンした。Uターンラッシュのピークは過ぎていたとはいえ、嫁からの到着メールが届いたのは就寝後だった。今朝一番のメールチェックで8時間ほどかけての帰宅だったと知った。
 前日早朝の娘夫婦の帰宅に続いての息子夫婦の帰宅で、再び我が家にいつもの静けさが戻った。・・・と思ったら、夕方に近所に出かけていた家内がご近所の奥さんお二人を連れて帰宅した。おひとりのお宅の貸農園で収穫された大きな冬瓜のおすそわけが大義だった。
 真夏の夕暮れの残暑の中でエアコンをつけたリビングダイニング以外に逃げ場がない。ダイニングテーブルに陣取った三人のおばさんたちを横目に、リビングで始まったばかりの阪神戦を観戦した。
 それにしてもおばさん三人の声高な饒舌はとどまることがない。テレビのボリュームをイヤミと思われない程度にアップする。それでもいやでも会話が耳に入るのはいかんともしがたい。会話の中心は、三家族に共通の話題である子どもたちのお盆帰省中のアレコレである。家族の中心になってきりもりしたお盆中のうっぷんやら屈折の絶好のはけ口を見つけてお互いに一気に吐き出しているかのようだ。
 1時間ほどのうっぷん晴らしを終えた頃、どなたかの一オクターブ高い声が聞こえた。「ヤッ!もうこんな時間やワッ。帰らんとアカン!ご主人にもお騒がせしてしもて」。それを潮に津波がひいた。再びほんものの静けさが訪れた。そしてご主人はというと「なかなか面白い主婦たちのホンネが聞けた」と呟いていた。主婦の皆様、お盆中のきりもり・・・お疲れさまでした。