劇団員たちと初めてじかに交流した2012年08月07日

 一週間前に市民ミュージカル劇団『希望』の第2回目の公演が、大盛況のうちに終了した。公演終了直後には、後援会主催で劇団員の半数を占める子供たちも含めて懇親茶話会をもった。そして先週土曜日夜には大人の劇団員対象の劇団打上げに後援会役員も合流した。劇団員たちとの初めての直接の交流だった。
 打上げは、地元結婚式場「サンパレス六甲」中庭でのバーベキュー懇親会だった。劇団からは髙井代表と劇団員9名に加えて劇団のコーチ陣でもある4名のJMA所属の俳優さんもゲスト参加した。そこに後援会役員7名が加わった。様々なお肉と野菜が食べ放題で生ビール、焼酎、ソフトドリンクが飲み放題のプランだった。
 四つのテーブルに分かれて大いに飲み、味わい、語り合った1時間半だった。隣り合わせたJMAの若い女優さんとの懇談を通してプロの劇団員としての覚悟や夢を知った。髙井劇団代表の指導ぶりとともにその手腕や凄さもあらためて教えられた。同席した年配の男女の劇団員の話も興味深かった。お二人とも市内の南部からの応募である。若い頃の舞台にたつという夢がこの歳になって叶えられるとは思ってもみなかったと目を輝かせて語ってもらった。
 先週金曜日に地元小学校で校長・生活指導教諭と民生委員との年1回の懇談会があった。いじめ問題を中心とした意見交換だった。参加者の意見発表の順番がきた。劇団公演後の茶話会での劇団員の子供たちと大人たちとの交流が印象深かった。「近所の世話焼きおばさんやおじさんがいた昔と違い、今は子供たちに関わる大人は直接の利害関係者である先生と親しかいない。地域の大人たちが子供たちに関われる環境づくりが必要ではないか。劇団の子供たちにとって大人の劇団員たちは目標を共有する仲間でもある。そんな大人たちから色んな注意を受けたり指導されたりしている。そんな環境が子供たちだけの特殊な閉鎖社会で引き起こされるいじめという問題にいい影響を及ぼしていると思う」。そんな意見を述べた。
 劇団員たちとの一連の交流を通して多くのことを学んだ一週間だった。