大型最新液晶テレビとDVDレコーダーがやってきた2012年08月16日

 我が家のリビングには数年前に購入した32型の液晶テレビが陣取っていた。液晶テレビ発売後比較的早い時期に購入した。1インチ1万円という目安があった頃で、30万円ほどだった。その後、価格が劇的に下がり、大型化が一般的になった。VHSビデオはいつの間にか使うことがなくなった。
 家内に買換えを促がすが、「まだまだ安くなる」と一向にその気にならない。彼女にとっては、,欲しいものをいつ買うかという以上に、いかに安く買ったかが主要な動機なのだ。ところが彼女の変節を促がす環境変化が現われはじめた。ご近所の友人宅で大型テレビの導入が相次いだのだ。これは亭主の要望以上に大きなインパクトである。サイドボードの制約とメーカーの好みから46インチのシャープ・アクオスと夫婦間の大枠のコンセンサスはできていた。家内の最寄りの家電量販店巡りと価格調査が本格化した。
 一昨日の夕方のことである。買物から帰った家内が、どうやらいよいよ購入の腹を固めた気配である。最終購入はやはり亭主と一緒でないと決められない。二人で某量販店に出かけた。既に顔なじみの様子の店員さんと最終商談をしてようやく購入を決定した。AQUOSクアトロンLC-46L5の液晶テレビとSHARPブルーレイディスクレコーダー・BD-HW51である。合わせて20万円ほどの買物だった。手持ちテレビの購入価格からすれば隔世の感がある。
 その二つの商品が、今日の午後配達された。既存の32インチは寝室に、寝室の26インチ液晶テレビはリビング隣りの和室にと配置転換され、1時間ばかりの作業で設置が完了した。細かな操作はおいおい取扱説明書で習得することにしよう。
 ところで、朝のNHK連続ドラマ「梅ちゃん先生」では、現在、主人公たちが住む下町の食堂に初めてテレビが登場するシーンが放映されている。1953年にNHKによるテレビ放送が始まったから、ドラマの舞台は今から50数年前ということになる。その頃のぼやけた画像の小さな白黒テレビに日本国中が感動に浸っていたことを思えば、今日、我が家にやってきた3D機能を備えた高画質の大画面テレビの感動の希薄さに驚く他はない。