歯が痛いッ!2012年08月18日

 お盆前から強烈な歯の痛みに襲われた。歳相応に上下の歯の多くが入歯に入れ替わっている。下の入歯がずれて歯茎に当たり、噛むたびに激痛が走る。タイミングがまた最悪だった。明日からお盆という12日の午後位から鈍痛が始まった。当然ながら掛かり付けの歯医者はお盆の三が日は休診である。苦闘の三日間を終えた翌朝、診察開始と同時に電話した。留守番電話の録音テープが空しく返ってきた。慌てて診察券を調べたら木曜日は定休日だった。四日間ものお盆休診を呪いながら、更にに続く過酷な食事を耐えるしかなかった。こうなると大阪市長が何をほざこうが、「そんなの関係ないッ」。「歯が痛いッ!それが問題だ」。
 明けて昨日の朝、再び朝一番に電話した。受話器越しに伝わる受付嬢(オバサン?)の暖かい生声に感謝した。多少オーバーに当方の深刻な事態を告げて最速の診察予約を訴える。「先生と相談しますので・・・」としばらく待たされて「それでは今日の11時半にお越し下さい」。良かった~ッ。
 11時半に到着すると、すぐに診察室に通された。若い女性医師に診てもらう。歯茎の腫れと照らし合わせて入歯の不具合を診たてる。補修を終えた入歯を挿入すると見事に痛みは消えている。さすがにプロである。院長でない若い女性医師の腕前に対する不安は杞憂だった。診察後、残されたわずかな自前歯の歯周病とぐらつきを指摘される。応急措置が必要だとのこと。月末の診療予約をして医院を後にした。この間30分、往路の苦難の道のりを軽やかに帰宅した。