住宅街の盆踊りは交流の場2012年08月19日

 昨日の住宅街の盆踊りの日のことである。午後3時頃には雷鳴が響いていた。4時頃には大粒の雨が加わった。5時過ぎには雷雨が収まり、うっすらと晴れ間も見えていた。開会時間の6時を前に主催者のギリギリの決断が迫られていた筈だ。会場にいる筈の知人に電話して自治会長の開会宣言の情報を得た。
 6時過ぎの小学校校庭の盆踊り会場は、開会が危ぶまれた天候にも関わらず、すっかり準備が整っていた。地域のボランティア組織や自治会の丁目毎に出店する焼そば、たこ焼き、フランクフルト、焼き鳥、ビールなどの夜店もフル回転で商品づくりに追われていた。
 社協の敬老席が担当である。おいおいにお年寄りたちが席を占め、ビールや夜店の焼き鳥も手配され、盛り上がりを見せてくる。年に一度のアルコール付きの気楽な懇親の場である。この場を楽しみに来場されるお年寄りも年々増えている。
 個人的にも貴重な情報交換と交流の場だった。市の広報紙の編集員でもある知人との懇談で、上山口旧地区のカメラ好きの年配の方が昔の写真をたくさん所蔵されているという情報を得た。来春開催の山口フォトコンテストの「第二回昔の写真展」で展示画像を探していた。貴重な情報だった。来賓席では同じ上山口の有力者と長時間懇談させてもらった。ミュージカル劇団の有間皇子ミュージカル上演の趣旨や意義をアナウンスした。今後の進め方についての多くの助言も頂いた。
 出足の心配を吹き飛ばすように大勢の住民が参加した。盆踊りの合間にはお楽しみ抽選会などもあり、こなれた進行で9時の閉会を無事に迎えた。新興住宅街の盆踊りはヤッパリ地域の絆を固める貴重な行事である。