我が町の秋2012年10月01日

 昨日、一泊二日の東北の旅から帰った。今朝の早朝、いつものように我が町での散策に出かけた。住宅街を出たところで、見慣れた景色を覆った爽やかで心地良い青空を目にした。昨日の早朝は、仙台郊外の異郷の地でどんより曇った空を眺めた。初めての町の空が心地良いワクワク感をもたらしてくれた。それでも我が町の空は、それにもまして穏やかな安らぎを与えてくれる。
 有馬川沿いの田圃は、すっかり稲刈りを終えていた。季節の移ろいが遅れてやってくる東北の田圃は、稲穂の黄金色で覆われていた。
 二つの風景の違いを噛みしめた。旅のもたらす情緒を受けとめられる幸せを想った。