夜明けと日の出の間2012年10月20日

 めっきり冷え込んできた深秋の散歩道を歩いた。この季節の6時前には、まだ太陽は山陰に隠れている。夜明けと日の出の間の透明な空の色が好きだ。
 有馬川の先に見える隣り町が今日も雲海に覆われている。思いついて丹波街道に向かう畦道に入った。そこから道場町の田園が展望できる。予想通り雲海に包まれたひと際美しい風景を目にした。
 雲ひとつない快晴の空の下で乳白色に沈殿した雲海に癒された。西宮の田舎町・山口に住んで良かったと思うひと時だ。