しまなみ海道ウォーク2013年03月17日

 昨日、旅行社主催の日帰りバスツアー「しまなみ海道ウォーク」に行ってきた。しまなみ海道は本州四国連絡道路の尾道・今治ルートの愛称である。このルートを5回に分けて完歩するツアーである。昨日の第1回は尾道側の最初の島・向島と因島を結ぶ因島大橋と、因島と生口島を結ぶ生口橋を踏破するコースだ。2ヶ月ほど前にご近所のご夫婦とその友達の奥さん二人で申込んでいたツアーだ。ところが二日ほど前から家内が体調を崩した。昨日の朝にはかなり復調したものの長時間のウォーキングに耐えられない。結局、私だけが参加した。
 JR三田駅前を8時40分に出発したバスは、24人の乗客を乗せて山陽自動車道を西にひた走った。途中、2か所のトイレ休憩を挟み、車中で配られたお弁当を食べてスタート地点の因島大橋・向島側駐車場に12時ちょうどに到着した。
 添乗員を先頭に地道から因島大橋の向島側入口に入った。因島大橋は上段が自動車専用道路、下段が歩行者と自転車・原付バイク専用道路の2段構造である。下段の道路もブロックで歩行者と2輪車に分離されている。両側には落下物防止用の金網が巡らされている。全長1,270mの大橋を歩き、因島の大浜パーキングエリアに約40分をかけて到着した。トイレ休憩の後バスに乗車し、生口橋ウォーキングのスタート地点に向かう。
 生口橋は、全長790mの吊り橋型の斜張橋である。幅広い橋面を車道4車線、歩道・2輪車道2車線が走っている。壁面は金網もなく瀬戸内海の絶景が存分に味わえる快適なコースだった。ゴールの生口島・赤崎フェリー乗り場まで約1時間のウォーキングだった。通算7.4km1時間40分のウォーキングを完歩した。
 再びバスに乗車し生口島北側の西日光・耕三寺と平山郁夫美術館のある観光スポットに向かった。隣接のお土産店でバスを降り、両施設の自由見学と散策に向った。1時間の自由時間を同行者5人と両施設周囲を散策したり、添乗員お薦めのジェラードのアイスクリームを味わったり、土産店で物色したりして過ごした。
 3時20分に帰路に就いた。懸念した高速道の渋滞にも遭遇せずJR三田駅前には6時50分に到着した。ご近所さんの車で帰宅すると、家内がすぐに玄関先に顔を出した。すっかりいつもの元気を取り戻していた様子に安堵した。