地元小学校の入学式2013年04月09日

 今日、地元小学校の入学式に参列した。出席した来賓は式の中で紹介される。住民でもある保護者からすれば担当地区の民生委員を知る機会でもあり、可能な限り出席することにしている。
 開式前の控室で校長先生の挨拶があった。今年の新入生は83名とのことだ。数年前は120名を超え4クラスだったが今年は3クラスになるという。少子化の波は着実に押し寄せている。
 10時からの式が、ピカピカの1年生の入場で始まった。体育館の中央を花鉢がサークル状に置かれて舞台をつくっている。その周囲を新入生、6年生、保護者、来賓、教職員の各席が囲んでいる。舞台上の演壇に向かって整列する我々の世代の入学式のイメージとはほど遠い。式典出席の関係者たちが円形に向い合うこの形式の方が、はるかに親しみやすく好感が持てる。あどけさが残る主役たちが椅子に座った足をブラブラさせたり、保護者を見つけて手を振ったりするほほえましい様子に思わず頬が緩んでしまう。
 学校長の言葉、在校生の歓迎の言葉、来賓・担任紹介、在校生と新入生の合唱、教職員紹介、校歌斉唱と続き、約40分で式典は終了した。「先月の2時間を超えた卒業式とエライ違いや」と隣りの同僚民生委員に声をかけた。「1年生はこれ位がじっとしていられる限度なんやろ」とのこと。納得。