有間皇子物語ハイライト・コンサート2014年04月20日

 市民ミュージカル劇団『希望』後援会の第4回総会を11時5分前に終了して、11時から劇団による有間皇子物語ハイライト・コンサートが始まった。後援会員以外の6名の一般参加の観客もあった。
 今やすっかり耳慣れた曲になった「山口の里」がオープニングメロディだった。今回が本番前のプレビューとしては最後の舞台である。これまでのプレビューにない新たな挿入曲も披露され、本番公演のヴェールが少しばかりオープンになった。
 恐らく舞台稽古間もない曲もあっただろうが、そうした不安を感じさせない元気いっぱいの自信に溢れた舞台が繰り広げられた。有間皇子らしき人物を演じた最年少の劇団員の表情や動きの堅さが少し気になったが、劇団員たちの回を追うごとにレベルアップしている様子が十分に伝わった。ごく自然にこぼれる笑顔が積み重ねた稽古を裏付けている。スピード感溢れた切れのあるアクションも見応えがあった。
 チケットは前売券で一律2500円と決定した。市民ミュージカル劇団としてのよりお手頃な価格をという点と、多額の公演費用を賄わなければならないという点を加味した末の決定だった。
 それだけに劇団員たちのパフォーマンスは気になるところである。そうした懸念をひとまずは払拭してくれそうな今回の舞台だった。

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