有馬川仁木家がステーキダイニングで再オープン2014年10月12日

 和と中華の有馬川仁木家が閉店して半年ぐらいになるだろうか。その仁木家が昨日、同じ店舗で装い新たにステーキダイニングとして再オープンした。
 オープンに向けたチラシ等の広告は一切ない。旧店舗で顧客登録していたが、開店ハガキもメール案内もない。わずかにホームページでオープン予告があるばかりだった。もっとも店舗の改装工事や案内看板で地元の住民には告知されていたが。
 新しいもの好きでは人後に落ちない。開店2日目の今日、家内と連れ立ってランチを食べに行った。内装は落ち着いたダーク調の調度に一新されて以前よりも高級感が漂う。12時15分前の店内の客数は一組だけだった。オープン直後の日曜の混雑を予想していたので、拍子抜けして思わず案内係のスタッフに声を掛けた。「オープン直後なのにお客さんは少ないネ」。「オープン広告を控えていますので」と返された。営業政策なのだろうが自信満々である。
 メニューは昼夜共通でコース料理限定である。主として特製ハンバーグ(2300円)、赤身モモステーキ(3600円)、フィレステーキ(5500円)からの選択である。特製ハンバーグの和風と欧風をそれぞれオーダーした。
 まずは仁木家自慢の新鮮野菜のサラダとお重に盛られた和風前菜が登場。野菜の甘さは相変わらずだが、三皿の小鉢の前菜が素材にこだわった中々のものだった。ビールの肴にもってこいだったがさすがにビールは断念した。続いてコーヒーカップのような容器のスープが運ばれた。温かい豆乳スープだった。メインディッシュの黒デミグラスかけ欧風ハンバーグがライスとともに配膳された。柔らかくてジューシーな味わいでデミグラスのコクがよく効いている。最後がブルーベリーアイスがメインのデザートとドリンク(コーヒー)だった。
 以前の店舗よりワンランクアップしたグレードの店舗という狙いのようだ。ステーキハウスの需要がこの地でどこまであるか分からないが、それなりの勝算あっての再オープンなのだろう。味、雰囲気ともにひとまず合格点はつけられる店舗である。子どもたちが帰省したら連れてこようと家内に話しした。

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