半月前に市の国民健康保険特定健康診査を受診した。早い話が国保の集団検診である。その検診結果の通知が届いた。予想以上に早い通知だ。
　検査結果は、糖代謝、肝機能で基準値を超え、脂質代謝でメタボ該当が告げられたものの、ほぼ想定内と言える。還暦以降、毎年あちこちに異常値が現われている。これ自体は致し方ない。問題はそれらの数値が悪化しているかどうかの傾向値だろう。
　検診結果には同じ検査項目の一覧表で過去５回分が通知される。４年前からこの集団検診を受診しているので過去４回の傾向値が分かる。概ね異常値の項目は減少気味で数値も改善傾向にある。ところが尿糖が前回の＋が２＋になったこととLDLコレステロール値が基準値を大きく超えて過去最高になった点が気がかりだ。とはいえ血糖値は１０６と基準を超えるものの前回より改善されている。
　通知書には最寄りの医療機関への紹介状が添付され、総合所見には「糖尿病の疑いがあり内科で精密検査を受けるよう」記載されている。やむをえまい。近々最寄りの診療所を訪ねることにしよう。