我が家のドウダンツツジ2014年11月19日

 散歩道で目にする四季の風景には研ぎ澄まされた意識が働いている。ところが我が家の庭で移ろう季節の風景には気が回らない。元来、庭仕事に苦手意識が強かったことに加えて、病で右手親指を失くしたことが拍車を駆けている。結果的に庭仕事の多くは家内任せになっている。そのことが「ボランティアには熱心でも家の仕事は何もしない」という亭主への不満の象徴的な分野になっている。そうした潜在意識が無意識に我が家の庭への関心をそらしていたのだろうか。
 今日、家内に頼まれていた洗濯物を取り込む際に(こうした家事手伝いはやっている)、庭の鮮やかな紅葉が目に飛び込んだ。「これはブログに記さねば・・・」と、すぐにデジカメで色んなアングルの画像を撮った。二階のベランダから真上からの画像も納めた。
 帰宅した家内に、庭の紅葉樹の名前を訊ねた。「ドウダンツツジやないの。ここに来て30年以上にもなるのにそんなことも知らんかったん?庭のこと、な~んもせんからや!」。藪蛇だった。痛烈なしっぺ返しを受けた。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック