ご近所さん宅のかにすき懇親会2014年11月17日

 昨日の昼食は、ご近所さん宅で「かにすき」を頂いた。今年、丹後から転居されたご夫婦から近所の三世帯が招かれた。今も丹後に在住の息子さんを頻繁に訪ね、その仕事をサポートされているという。カニのシーズンになり本場のかにを懇意なご近所さんにも味わてもらおうという好意だった。
 一足先にお宅を訪ね料理の支度を手伝っていた家内から連絡が入った。三区画を敷地とする広い屋敷を12時前に訪ねた。おひとり様の高齢女性の住まいだったが2年前から空家になっていた。大きな屋敷の空き家状態のが続き生垣のはみ出しや庭の荒廃など環境悪化の懸念があった。ようやく入居者が決まり鬱蒼とした庭が明るいガーデニングに変貌し建物の外装が一新された。
 民生委員の高齢者訪問でもお訪ねし、愛犬の散歩途中のご主人とも何度か立ち話をした。奥さんも招かれた奥さんどうしで懇意である。ご夫婦ともに積極的に地域に溶け込もうという姿勢が嬉しい。
 真新しい凝った内装のダイニングですき鍋を囲んだ。さばかれた大きな四杯のカニが野菜と一緒に鍋に投入された。アツアツのカニの身をほぐして口にする。「今年のカニはまずまずや」とご主人のコメント。シーズンによって水温や水流の違いが味を変えるようだ。ネットで取り寄せたという「薩摩ぽん酢」という銘柄のぽん酢で頂いた。これがまた初めて味わう何とも甘くてまろやかなぽん酢だった。ちなみにこのぽん酢は帰りのお土産に頂いた。甲羅の裏のカニみそがまた格別だった。古代米入りのご飯が具のなくなった鍋に移され雑炊ができあがった。
 久々の本場のカニすきをたっぷり味わった昼食だった。