JAまつりは交流の場2014年11月22日

 地元山口のJA下山口支店でJAまつりがあった。歩いて10分の場所である。散歩がてらに家内と出かけることにした。ご近所の奥さんと孫の幼い女の子二人が一緒だった。
 西宮市とはいえ飛び地のような山口は、今尚農村共同体の風土が色濃く残るローカルな街である。そんな街では農協は郵便局と並んで有力な金融機関である。かくゆう私も組合員であり年金の窓口機関は農協である。地域密着を営業方針の柱とする農協も人口の半数以上を占める新興住宅街への浸透も半端じゃない。我が家にも貯蓄や保険の営業でJA職員がしばしば顔を見せている。
 JAまつりはそんな農協の地域密着型交流イベントである。支店前の駐車場には野菜、鮮魚の即売や、カレー、焼きそば、フランクフルト、ポップコーン、飲料、缶ビール等の様々な出店があり、餅つきや大正琴、民謡・三味線演奏などの催しで盛り上がる。
 会場では多くの知人たちと挨拶を交わし懇談した。旧山口地区の人だけでなく新興住宅地の人の姿も多い。中央に並べられた即席テーブルに陣取って缶ビール片手に知人たちと歓談した。ここでは新旧住民の垣根はない。JAはそうした交流に一役買っている。
 もうひとつの貴重な交流があった。ご近所の愛らしい孫娘二人との交流である。孫のいない私が初めて体験する幼子たちとのまとまった時間のふれあいだった。持参のデジカメが格好の小道具になった。JA兵庫六甲のユルキャラ・ろくちゃんと一緒におしゃまなポーズをとってくれた。帰路は下の女の子と手を繋いで帰った。橋の上では三人一緒に写真を撮った。私の老後スタイルには珍しいショットがハードディスクに納まった。