三島・修善寺・・・雨の旅(初日)2014年11月27日

 11月25日、毎年恒例の出身業界労組のOB・現役懇談会に出かけた。会場は伊豆半島の中心部に位置する修善寺である。10時前に自宅を出てバス、JR在来線、新幹線と乗り継いで14時前に三島駅に着いた。懇談会までたっぷりある時間を利用して、三島駅近くの二つの観光スポットを訪ねることにした。まず駅のすぐ南にある国の天然記念物及び名勝指定の三島市立公園「楽寿園」に向かった。
 生憎の雨の中を傘をさして駅前口から入園した。入ってすぐに鮮やかな紅葉に彩られた広大な森の庭園が広がっている。森を抜けたところの広場では菊まつりが開催中だった。菊花で覆われた八坂の塔が目を引いた。万葉の森の先に設置されたSL「C-58型」を眺めながら小浜池を囲むエリアに入った。富士山の雪解け水が湧き出す小浜池を溶岩が囲んでいる。溶岩地に自生した樹林や別邸・楽寿館造営時に植林された樹林が見事な日本庭園を形成している。楽寿館北側で鎌倉武士の装いの若い女性が乗馬姿で現れた。何かのロケかと思ったら乗馬体験のイベントだった。
 庭園西側の正門から出て、川沿いの風情のある街路を辿り三嶋大社に向かった。街路には太宰治や若山牧水など、三島ゆかりの文学者11名の句碑が並んでいる。三嶋大社の南側正門から参拝した。石の大鳥居をくぐり参道を進むと堂々たる銅瓦葺の総門が待ち構える。総門先の境内には本殿・幣殿・舞殿・拝殿からなる権現造の銅瓦葺社殿が建ち並ぶ。さすがは伊豆の国の一の宮であり源頼朝ゆかりの格式のある神社である。境内の一角には国の天然記念物に指定された樹齢1200年以上とされる金木犀(キンモクセイ)が立つ。
 三島駅前に戻り、伊豆箱根鉄道・駿豆線の三島駅から修善寺行の電車に乗車した。車内で東京方面からやってきた数人のOB仲間と遭遇した。修善寺駅前から乗車した会場ホテルの送迎バスでも相次いでOBたちが合流し16時過ぎには会場の「ラフォーレ修善寺」に到着した。受付を済ませ、修善寺温泉の大浴場で汗を流した後、夕食懇親会場に向かった。現役とOBの総勢66名の参加者の恒例の記念写真を撮った後、懇親会が始まった。しばらく料理を味わった後、席を離れ旧友たちと1年ぶりの邂逅を愉しんだ。二次会のカラオケにもお付合いしたものの依然ほどには深酒が効かない。10時半には部屋に戻り出身労組の仲間内でしばらく歓談し眠りに就いた。