”リタイヤオヤジの居場所づくり懇談会”開催!2014年12月15日

 昨日の午前中、懸案だった”リタイヤオヤジの居場所づくり懇談会”をテーマに男性限定のボランティア交流会を自治会館で開催した。企画と進行を担当した関係で開催の成否に気を揉んだ。
 折しも総選挙の投票日である。途中にある小学校で投票を済ませ、9時半から応援のボランティアコーディネーターのオバサンたちと会場の設営準備にかかった。
 地域一斉清掃の日でもある。そのためか開会の10時になっても出席予定の何人かの姿がない。女性陣のコーヒーサービスで場を和ませてもらいながら場を繋いだ。10時10分の開会直後に清掃を終えた遅刻者が相次いで到着し、最終的に主催者を除き12名の参加者だった。ボランティア登録者を除き、地域活動に関心があって初めてこうした会合に参加したという人が8名あった。そのほとんどは民生委員の私の担当エリアの方だ。高齢者実態調査の際に個別に声掛けしていこともあるが、その出席に心から感謝した。
 冒頭、私から今回の交流会の趣旨説明を行った。我が町の高齢化の現状と2025年問題を控えた高齢者ケアの切実な問題点を伝え、男性ボランティアの人材確保の必要性を訴えた。その後、参加者全員に地域活動との関わりを中心に自己紹介をしてもらった。既にボランティア登録をされている方からは参加したきっかけや現在の感想や心境が語られた。初参加の方からは地域活動への関心と同時にキッカケのなさや情報不足などが述べられ、この会合などを通した人の繋がりの必要性が訴えられた。
 最終的に、あまりボランティア参加にこだわらず、「リタイヤしたオジサンたちの居場所づくり」のイメージでこの交流会を継続するという大枠のコンセンサスが得られた。これを前提に次回1月に住宅街にある喫茶店での呑み会形式の忌憚のない交流会を開催することを確認して散会した。開催の趣旨が何とか叶えられた交流会だったと言えよう。