第2回広報紙分科会と懇親会2014年12月20日

 昨日、西宮市民生・児童委員会の第2回広報紙分科会があった。前回の分科会では全戸配布の広報紙発行を確認し、市の事務局に費用見積りと予算措置の報告を依頼していた。事務局から分科会座長の私に事前に報告があり、全戸配布20万部の印刷と配布コストが予算をはるかにオーバーすることが判明した。広報紙の紙媒体による発行の再検討を余儀なくされた。
 地域の社協分区の広報紙担当として専用編集ソフトでの広報紙発行は手馴れている。そこで第二回分科会では「専用編集ソフトを活用したPDFファイルによるネット配信広報紙」という座長提案をした。分科会メンバーとの原稿のメールやりとりで短期にコストをほとんどかけずにPDFファイルの広報紙発行が可能である。紙媒体広報紙は、仮に発行できても莫大なコストを考えれば一回限りの発行に止まる懸念が大きい。継続性が求められる広報紙には馴染まないともいえる。反面、コストがほとんど不要な編集ソフト活用のネット配信広報紙は原稿さえ集まれば比較的容易に随時発行可能であると説明した。
 さすがに民生委員を務めるだけのつわものたちである。メンバー5人から様々な角度から質問や意見や提案があった。ネット配信でカバーできない対象者には、PDFファイルの広報紙を事務局が予算枠内で必要部数を印刷し地区民児協で配布をしてもらうことも可能である。また当初任期中の創刊号発行をメドにしていた点も、この媒体の強みを活かし、継続発行の趣旨から2号までの発行を目指すことになった。その他広報紙のネーミングや紙面構成の検討を行い、予定を15分ばかり超えて分科会を終えた。
 4時半からJR西宮駅前の居酒屋で懇親会を開催した。今後2年間をかけて広報紙発行を一緒に担う男女各3人のメンバーである。民生委員としての共通項はあるものの年齢も出身地も在住地区も異なる。それぞれが民生委員の苦労話や想いなどを忌憚なく語り合った。2時間程度の予定が終わってみれば3時間が経過していた。それだけ中味の濃い楽しい時間だったということを物語っている。8時過ぎのやまなみバスに揺られて眠気と闘いながら帰宅した。