早朝の散歩道で思いがけない出来事に遭遇した。現場は住宅街麓の市民農園横の舗道である。カーブを曲がったところで軽自動車が斜め向いて傾いていた。左前輪が舗道の側溝に脱輪していた。傍で若い女性二人が何やら話し込んでいる。そのすぐ後ろには一台のRV車が停車し、若い男性が携帯で何やら話している。気の毒に思ったが声を掛けるほどのこともないと思い、黙って傍を通り過ぎた。
　１時間ほどの早朝散策を終えて同じ場所に戻ってきた。くだんの現場に事故車の姿はない。良かった。何とか脱出したようだ。カーブを曲ったところで脱出劇の主役が居た。JＡＦの特徴的なブルーの事故処理車が停車していた。事故処理を終え、顧客を見送ったスタッフが報告書にメモっていた。カッコいいヒーローにみえた。