福祉ネット推進部会、始動!2015年06月16日

 昨晩、社協の初めての福祉ネット推進部会を開催した。メンバーは私を含めて5人である。70歳前後の男性2人と40代の女性3人の構成は、リタイヤオヤジと子育て卒業母さんという地域ボランティアの今後求めらる構成イメージに重なる。
 部会メンバーの主たる役割は、福祉ネット役員会に向けての資料の検討と役員会確認事項の事後フォローである。その上で、必要に応じて広報紙発行や個々の地域ボランティア活動の福祉ネットとしての対応等を分担することにした。
 次回の福祉ネット役員会に提案予定の「高齢者見守り」のタタキ案を説明し意見交換した。「高齢者見守りの環境整備は分かるが、実際に迷惑行為や異常行動を目撃した際の地域でのその場の対応をどうするか」「自治会隣保長の年2回の会費徴収の個別訪問が見守りの絶好の接点」「大阪ガス等の事業者の見守りサービスとの調整をどう考えるか」等の意見があった。
 福祉ネット取組みの市や市社協の長期計画との関連でも意見をもらった。「2025年問題を語りすぎると目前の超高齢化の事態がぼやける。目前の課題にもスピード感をもって取り組む姿勢が必要」「福祉施設での介護者やスタッフの人材不足は今後ますます深刻になる。在宅介護の流れに対応できる訪問介護スタッフの確保も含めた人材確保の対応も不可欠」「カーボランティアの募集については保険の保障の少なさがネックになる。利用者、提供者ともに高齢化が進む中で思わぬトラブルも予想され保障問題は今後避けて通れないのではないか」等々。
 地域ボランティアに「想い」をもって参加したメンバーたちである。初めての突っ込んだ懇談は、新鮮で貴重なひと時だった。2時間近い中味の濃い時間を過ごした。