日曜の朝、平尻街道に足を伸ばした2015年06月28日

 悪天候の続く梅雨の季節である。日曜の今朝は久々に陽光のさすお天気だった。いつもは折り返す散歩道をまっすぐ進んだ。思いついてここ何年か歩いていないスポットに行ってみようと思った。
 中国道のガードをくぐり、北側の側道に沿って東に向かった。北側に丘陵に囲まれた棚田が広がった。田植えを終えたばかりの水田を眺めながら更に東に向かう。側道沿いの竹藪の真ん中を北に入る地道が目指すスポットの入口である。
 地道の突き当りに作業小屋がある。小屋の前を東西に結ぶ古道が走っている。旧丹波街道の一角で地元では平尻道と呼ばれていた古道である。小屋の辺りには茶店があったと伝わっている。小屋の向かいの草叢に石碑が三基建っている。それぞれ「竹本多賀太夫」、「宇滴宋圓」「蝸牛」の文字が刻まれた墓石であることは以前に訪れた時に確認した。
 小屋の前の古道を西に向かった。畦道となった旧街道は丘陵の山中に繋がっていたようだが今は途絶えている。丘陵の手前で南北の畦道に突き当り南に向かって側道に出た。側道を西に向かいいつものコースに戻り、マクドナルドのモーニングコーヒーで寛いだ。