地域で初めての認知症講座2015年08月23日

 昨日、福祉ネット役員会があった。社協分区が主催し福祉ネットが協力して開催する地域で初めての認知症講座について企画内容の詰めをした。
 急速な高齢化に伴って、我が町でも認知症についての不安が話題になりだした。正確な知識不足が一層不安を募らせる。そんな背景から、社協の福祉講座でも認知症をテーマに本格的な講座を開講することになった。高齢者ケアに向けた地域横断組織である福祉ネットも全面的に協力することになった。
 講座タイトルは「シリーズ・基礎から学ぶ認知症講座」である。今回は2回の講座を企画し、以後体系だって開催する予定だ。9月20日の第1回講座は「認知症のイロハとサポーターの実務」をテーマとして認知症サポーター養成講座を兼ねている。10月4日の第2回講座は「地域で考える認知症サポート」をテーマに福祉ネット構成メンバー5人によるパネルディスカッションである。
 第1回では訪問看護センターの看護師さんを講師に、認知症患者等の訪問看護の経験を通した認知症の実践的なケアの在り方をお聞きする。第2回では助言者のNPO法人つどい場さくらちゃんの理事長の基調報告を聴いた後、各パネラーから「私にとっての認知症サポート」をテーマに発言をしてもらい、これをもとにディスカッションする。
 地域での初めての本格的なフォーラム形式の講座である。福祉ネットという組織の立上げが従来とは一味違った福祉講座の企画となった。