三連休の初日に娘夫婦がやってきた。そして今日の昼前に婿殿だけが自宅に戻った。娘のこれから先３～４カ月間の実家暮らしが始まる。もちろんバツイチになったわけではない。なんと半ばあきらめていた出産帰省である。
　５年前に娘は結婚したものの妊娠の報がないまま４年が過ぎた。我が家の孫誕生はむなしい願いになりつつあった。ところがこの春先に突如娘から嬉しい妊娠報告が届いた。我が家にとっての大事件である。このブログの「我が家」カテゴリーに真っ先に記事にしたい出来事だった。とはいえ出産という予断を許さない出来事を安易に記事にすることはためらわれた。じっと沈黙を守って半年が過ぎた。経過は頻繁に連絡を取り合っている家内からそのつど聞いている。妊娠状況を伝える超音波（エコー）動画も見せてもらった。その生々しい胎児の動きに息を呑んだ。
　家内は娘の出産という願ってもない出番にやる気満々の風情である。毎日のように娘とメールや携帯で連絡を取り合っている。時間を見つけては出産準備の買物に喜々として出かけている。それはそれで結構なことである。反面こうした一大イベントでもトント出番がないのが男親である。再び訪れた３人家族（正確には３．５人家族というべきか）になってようやく出番が登場するかもしれない。