有馬川仁木家のステーキ重2015年11月09日

 娘が里帰り出産で帰省して以来、婿殿の週末の我が家での滞在が続いている。そんな事情から日曜の昼食は外食が多くなった。平日の外食中心の婿殿を気遣って娘から生野菜のリクエストがあった。美味し生野菜と言えば仁木家がまず思い浮かぶ。というわけで昨日のランチは有馬川仁木家に出かけた。
 有馬川仁木家は改装後、ステーキと和食の2コースになったが、もっぱら和食がお好みである。今回も和食コースを選択したが、前回来た時に和食風肉料理のステーキ重(2500円)が気になっていた。婿殿と私はステーキ重を、家内と娘は野菜点心(1800円)をオーダーした。
 しばらくすると定番の生野菜が運ばれた。カブラ、大根、ニンジン、サツマイモ、キュウリ、さらだ菜の瑞々しい六種の生野菜だった。仁木家オリジナルの紫芋の豆腐、何とも珍しい柿のフライと続いて、メインのステーキ重と湯葉の赤だし汁、香物が運ばれた。お重に盛られたご飯に薄く切られた柔らかいステーキがびっしり載せられている。上品な味わいの甘ダレがご飯にも滲む程度にかけられている。欲を言えばご飯の量が多少物足りない。最後にマロンジェラードの白玉あえのデザートをコーヒーと一緒に味わった。