民生委員の不祥事と広報活動2015年12月26日

先日、夕方4時から市の民生委員会広報部会があった。先週、分科会で検討し確認した広報紙「ともしび2号」のゲラの検討がテーマだった。幾つかの字句修正等はあったものの、大枠の紙面内容は提案通り了承された。5時半過ぎに会場を近くの中華料理店に移して会費制の懇親会になった。十数名の参加者が二つのテーブルに分かれての懇親会だった。
 話題はどうしても先頃記者会見を余儀なくされた民生委員の高齢者実態調査を巡る不祥事が中心になる。超高齢社会を迎えてますます民生委員の役割は重要になり活動内容も多岐にわたる。とりわけ集合住宅の多い地域での訪問は大変だ。今回の不祥事自体の問題はの背景にはそんな事情もある。とはいえ不祥事自体の問題点は率直に糺されなければならない。民生委員のモラルや質が問われている。
 全国的にも民生委員の欠員が多い。なり手不足の実態がモラルや質の低下を招いている懸念もある。広報紙第2号の特集は、「民生委員の一斉改選」である。子育て卒業母さんやリタイヤ父さんといった民生委員候補者のボリュウムゾーンを対象に民生委員が「セカンドライフの魅力的な活動」であることを訴えた。民生委員の欠員補充に少しでも貢献できればという想いをこめた。