花ちゃんの愛らしさ2016年05月04日

 早朝6時前だった。新聞を読み終えて朝のウォーキングに出かけようとしていた。母ちゃんに抱っこされた花ちゃんが2階の寝室からリビングに降りてきた。すぐにそばによって顔を寄せた。「花ちゃん、お早よう!」。声をかけた途端にニコ~ッと満面の笑みを浮かべてくれる。三日前の最悪の再会シーンは悪夢だったのだ。三日間の溢れんばかりのスキンシップがじいちゃんと初孫の垣根を一気に取り払っている。
 花ちゃんとの三日間の生活が、しばらく会えなかった花ちゃんの急速な成長ぶりを伝えてくれる。仰向けから俯せへの寝返りを頻繁にやるようになった。俯せから仰向けへの寝返りも一二度していたと母親が証言している。よく笑うようになった。愛想笑いしているのではないかと思うほどだ。おしゃべりの発声音の種類が増えた。ア~ウ~、ギャー、アハン、ア~ン ア~ン、ヴー、ヴァ~、アヴ アヴ アヴ等々、どんどん言語が増えていく。テーブルをタンタンと叩くのが好きだ。仰向けになると両足を両手で抱えた得意のポーズを見せてくれる。俯せになった花ちゃんに声をかけると上目遣いにジッと見つめてくれる仕草は何とも愛らしい。
 とまあ、ジジバカぶりを臆面もなく綴ったが、ジジバカの根拠をひとつあげるとすれば花ちゃんの目元の愛らしさである。生まれた時からまつ毛の長さに驚いていた。瞼は一重になったり二重になったりしていたが、ここへきて両目とも二重が定着している。生来のクリクリお目目に長いまつ毛と二重瞼が目元の愛らしさを際立たせている。もちろんこのまま大きくなるとは思えない。美男美女でもない両親や祖父母の血を引く限り自ずと花ちゃんの愛らしさは保証の限りでない。それでも今の花ちゃんの愛らしさを愛おしく思える幸せを噛み締めたい。

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