早朝の散歩道の夫婦の会話2016年06月15日

我が家の「あれから40年」が本格的にスタートして1週間が過ぎた。夫婦二人の暮らしぶりに特段の変化はない。私は民生委員、社協分区役員、福祉ネット事務局等の地域活動の予定をこなす日々が多い。家内はご近所さんたちとのおしゃべりやお買物にいそいそと出かける毎日だ。
 起床に時間差があり朝食は相変わらずひとりで済ますし、昼食も家内のお出かけ頻度の多さでこれまたひとりが多い。さすがに夕食は家内の手料理をありがたく頂いている。時にコープお取り寄せの手抜きの冷凍総菜が食卓に登場するが特段注文をつけるほどのこともない。
 大きな変化と言えば、早朝散策に二人で出かけるようになったことか。朝6時過ぎから自宅を出て有馬川土手道を北に向かい突き当りを折り返すコースがほぼ定着している。折り返した後、名来神社たもとの愛宕橋で別れる。私は国道176号線に出て南に向かい、いつものようにマクドナルドのモーニングコーヒー片手に20分ばかりを読書をして過ごす。家内はそのまま土手道を辿り自宅に向かう。
 この散歩道が夫婦の会話の貴重な時間になりつつある。自宅で顔を突き合わせている時は不思議と会話らしきものはない。夕食の時ぐらいだがせいぜい15分程度では会話も知れている。散歩道では少なくとも30分は横に並んで一緒に歩く。いやでも会話する他はない。健康維持と夫婦関係維持の上で散歩道の効用は大きい。