花ちゃんの”抱っこ拒否症候群”2016年06月21日

 日曜の朝、我が家での4泊5日の滞在を終えて、花ちゃんが両親と一緒に帰宅した。あっという間の疾風怒濤の滞在だった。
 花ちゃんの成長ぶりを喜ぶ反面、何とも悩ましい問題に直面した。通常は無邪気に天真爛漫に遊んでいる。顔を合わせて「ニ~ッツ」と声をかけると、満面をくしゃくしゃにした愛想笑いのような笑顔で応えてくれる。ところが、そんな様子に気をよくして抱っこした途端に事態は一変する。「え~んッ」と一気にギャン泣きに転じてしまう。どんなにあやしてもおさまらない。結局、母ちゃんに引渡しておさめる以外は手がない。
 人見知りでもない。ご近所さんにも愛想は良い。手で頭を撫でても握手してもなんともない。ただただ抱っこだけは母ちゃん以外は断固拒否なのだ。ばあちゃんでも、場合によっては父ちゃんでも同様の反応なので、じいちゃんとしては不本意で複雑な心境であるが諦めるほかない。
 結局、花ちゃんのこの”抱っこ拒否症候群”は初日から一貫して継続し、帰宅直前のお別れ抱っこでも無情にも発揮された。一時期の特有の症状だろうとは思うが何ともやるせない。”どうしたもんじゃろうかの~”