介護技術講習”車椅子の移乗介助”2016年07月07日

 ボランティアセンターのボランティア研修会が安心プラザで開催された。日頃ボランティア派遣をしているななくさ白寿荘から講師派遣をしてもらい、「介護技術講習”車椅子の移乗介助”」をテーマに実習中心の研修だった。
 登録ボランティア29名に参加して頂いた。白寿荘からは4名の介護スタッフに来てもらった。自走式とリクライニング式の二台の車椅子を持参してもらいそれぞれの操作方法の説明の後、二班に分かれて二つの実習に移った。
 最初の実習はベッドから車椅子への移乗実習である。スタッフ二人による見本を見せてもらった後、参加者が二人ずつペアになって利用者と介助者の役割を交互に実習した。私のパートナーは年上ながら体重差15キロものヘビーウェイトの方だった。脇に手を入れ抱きかかえた途端に腰への負担が堪えた。介護スタッフの皆さんの腰痛被害の実情を身をもって実感した。
 続いて屋外での車椅子体験に移った。同じパートナーで利用者、介助者の役回りを分担する。こちらもスタッフがそれぞれに付き添って指導してもらう。リクライニング式車椅子を使用した。ハンドグリップの下に二つのハンドブレーキがある。上のグリップを掴んで下に下げると背もたれシートがリクライニングする。段差のある道路などでは使い勝手の良い仕組みである。
 10時から2時間ばかりの研修を終え、締めくくりの挨拶をした。安全使用の上でこまめなブレーキ操作が何よりも大切であることと、将来の利用に当たって介助者の立場になって考えるとくれぐれもダイエットが大切であることなどとコメントした。

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