開通直後の176号線事故現場2016年07月09日

 雨の中の早朝散策だった。外出予定のない日の散策は足を伸ばさねばならない。新名神高速道の橋桁落下事故の現場に向かった。
 今朝の0時から国道176号線の通行止めが解除された。有馬川土手道から見える176号線の交通量は昨日までとは打って変わって増えている。沿道のサンクス名来店の駐車場も数台が駐車し賑わいが戻っている。雨に濡れた舗装路さえも潤いをもたらしているかにみえる。
 名来橋を渡り国道に出て国道沿いの歩道を三田方面に向かった。昨日まで頑丈にガードされていた落合橋手前の通行止めの工作物は撤去されて跡形もない。ガードマンがひとり所在なげに立哨していた。
 事故現場を見通せる地点にやってきた。今も工事中の雰囲気を漂わせた橋脚が横断する真下を何事もなかったかのように車両が行き交っている。こうして死傷者を招いた大事故の痕跡が着実に風化していく。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック