降圧剤の減量処方2016年07月12日

 6年前に健康診断で高血圧が判明した。上が153、下が101という数値に狼狽した。すぐに最寄りのかかりつけ医で降圧剤2錠を処方してもらい、服用を始めて丸6年が経過した。
 その際に血圧計も購入し、毎日朝晩欠かさず計っており、年ごとの上下の平均値も集計している。これをみると6年前のピーク時の上下の平均値144、94は、年を追うごとに順調に下がり今年半年間の平均値はそれぞれ132、71と高齢者の正常値を大きく下回っている。
 最近の読書は福祉ネットの関係で、認知症、医療施設、介護施設、平穏死といった医療関係の専門書に集中している。この読書体験を通じて薬剤服用の問題点を痛感した。かつて「降圧剤は一度服用を始めると止めることはできない」という情報を聞き、それを鵜呑みにし忠実に服用してきた。正常値以下になり、処方減量を実施すべきと判断した。
 今日、2カ月毎の薬剤処方でかりつけ医に受診した。6年間の血圧推移のデータのプリントを示して処方の減量を要請した。「数値がかなり安定していること。薬剤服用の問題点を感じていること。一度降圧剤を減量してどうなるかを試してみたい」旨を伝えた。かかりつけ医の反応は消極的だった。「今が一番いい状態なのでこのまま続けてはどうか。減量すればまた上がる筈」というものだった。ここは引くことはできない。「2カ月後に上がっているようなら元に戻すので、今回は減量をお願いします」と言い切った。
 はてさて2カ月後にどんな結果になるだろうか。