富良野、層雲峡、旭山動物園、定山渓の旅路(その1)2016年07月13日

 先日、地域の知人グループと懇親ツアーに出かけた。二泊三日の北海道の旅路である。朝6時に山口を出発し神戸空港に向かった。開港10年目にして初めて訪れた空港だった。
 定刻10時10分に新千歳空港に到着し、三日間をガイドしてもらう北海道バスに乗車した。バスは一路、最初の訪問地・富良野に向かって東に進む。途中、しむかっぷ(占冠)といういかにも北海道らしい名前の道の駅で休憩した後、1時半頃に昼食会場の「レストハウス想いでのふらの」に到着した。海鮮丼をメインにした昼食を済ませた後、お土産コーナーでメロン、トウモロコシの宅配販売を目にした。娘からリクエストされていたものだ。富良野メロン2玉とトウモロコシ10本を合わせて税・送料込8千円で購入した。
 最初の観光スポットの富良野ファームに到着した。鮮やかな紫の広大なラベンダー畑を中心に四季折々の彩りを見せるお花畑農場が広がっている。十勝岳連峰や夕張山地を借景とした見事な風景だ。売店でラベンダーソフトクリームを調達しラベンダーのほのかな味わいを愉しんだ。
 次の訪問地は富良野の隣町・美瑛である。9年前に家内と二人で個人旅行をした際にレンタサイクルで3時間ばかり巡った懐かしいスポットだった。写真家・前田真三氏のギャラリー拓真館に着いた。ラベンダー畑や白樺林に包まれたチャペルのような建物に絵画のような美瑛の美しい景色の数々が展示されている。その後、パッチワークの路を辿って車窓から哲学の木、ケントメリーの木、マイルドセブンの丘などのスポットを折り込んだ美しい風景を味わった。
 初日の宿泊先の層雲峡温泉の「層雲閣グランドホテル」に到着した。早速、5階の露天風呂で汗を流した後、7時半から宴席となった。地元上川町のサーモン、豚の角煮、十割蕎麦、季節の炊き込みご飯等のお品書きだった。食事の中盤からは幹事の準備した漢字の地名当てクイズヤゲームで懇親を深め、10時半頃に各自の部屋に戻った。