オヤジ会・・・オヤジたちと地域を繋ぐ横糸2016年08月29日

 昨日の17回目のちょい呑みオヤジ会に円卓一杯の17名の皆さんが顔を揃えた。今回もお二人が初参加だった。おひとりはメンバーの紹介で参加され、先日の盆踊りビアガーデンでお目にかかった方だ。もうひとりは社協分区広報紙の記事を見て参加連絡をしてもらった。リタイヤしたばかりで地域のこんな呑み会に参加したいと思っていたとのこと。
 会の冒頭にメンバーだったNさん死去の報告をして参加者で黙祷をした。奥さんに先立たれて8カ月後の旅立ちだった。オヤジ会の2回の参加は奥さん亡き後の空白を埋める一助になったと話されていた。
 司会進行を参加者の年齢順に持ち回りにして6回目である。2時間の呑み会を懇親と参加者全員の近況報告でまとめなければならない。さすがに皆さんそつなくこなしてもらっている。脱線しがちな主婦中心の会合とは一味違い、参加者の近況報告も各自が時間を意識して語ってもらっている。
 今回も様々な話題が飛び交った。若かりし頃留学したドイツに今月末に個人ツアーで出かけるというドイツ語講師。現役自治会長からは住宅街の資源ゴミ回収の協力要請が。小学校PTA副会長は学校運営改善の話題が紹介される。実家の山で体験したスズメ蜂対策を披露された方もある。地域活動は組織を通した縦糸だけでなく人同士の繋がり重視の横糸が欠かせないという意見も。事務所近くの町で音楽祭の実行委員長を務める自営業者の音楽祭の案内。社協分区の研修部長からは9月末の福祉講座の案内が。私からも自治会文化祭での我が町の今昔物語の講座開催の案内を。
 ちょい呑みオヤジ会も17回目を迎えて軌道に乗り安定してきたようだ。地域との繋がりの薄いオヤジたちにとっての「ちょい呑み」を媒介とした貴重な横糸の役割を担っている。同時に「男の料理塾」や「オープンビアガーデン」等の新たな活動分野のプラットフォームにもなっている。また各自が関わる活動を他の分野の活動に繋げるネットワーク機能もある。オヤジたちと地域を繋ぐインフラのひとつではあるまいか。