住宅街の文化祭で「ふるさと講座」を企画2016年09月07日

 昨日のブログで「新興住宅街のふるさと意識」について書いた。新興住宅街に移り住んだ住民の子どもたちにとってはこの町がふるさとに違いない。ところが子どもたちだけでなく親たちもこの町のことをほとんど知らない。親たちが子どもたちにこの町のことを語れるような情報を提供したいと思った。
 ライフワークでもある「HP・西宮やまぐち風土記」を立ち上げた。http://www.asahi-net.or.jp/~lu1a-hdk/yamaguti-hudoki.htm さらに山口町の一角に開発された新興住宅地の我が町の紹介サイトも立ち上げた。http://www.asahi-net.or.jp/~lu1a-hdk/kitarokkoudai-top.htm 
 他方で山口公民館講座では、お天上山と呼ばれたこの町の開発前の様子を「お天上山(北六甲台)物語」として語った。併せてお天上山のすぐ北側を走っていた丹波街道の一部である「平尻巡礼街道」についても紹介した。
 毎年11月初めに自治会主催の文化祭が開催される。新興住宅街の住民たちが我が町の成立ちを考える絶好の機会だと思った。講座「お天上山物語」や「平尻巡礼街道」を手直しして「ふるさと講座」としてエントリーしてみようと思った。できれば「北六甲台の今昔」と題して今年はお天上山物語をテーマに、来年は開発後の「北六甲台の町づくり」をテーマにプレゼンできればと思う。
 子どもたちにふるさとを伝えるのは親世代の役割だ。この講座を通してできれば子どもたちのふるさと意識の育成に多少なりとも貢献できればという想いが募った。