花ちゃんのタッチを目撃した2016年09月14日

 お盆の帰省以来、花ちゃんに会っていない。辛抱できずに24日ぶり花ちゃんちを訪ねた。
 朝7時半、階段を上がった先のドアをそっと開けてリビングを覗きこんだ。フロアにお座りした花ちゃんがキョトンとした顔つきでこちらを見つめた。さりげなく花ちゃんの傍に座った。緊張させないようあくまで日常のヒトコマであるかのごとく振る舞うのが肝要だ。最初は少し固まり加減だった花ちゃんがすぐに馴染んでくれた。
 11時前までたっぷり花ちゃんと遊んだ。少し見ないうちに成長著しい。以前ネット経由で鏡と遊ぶ花ちゃんの画像が送られていた。生でその様子を目にした。鏡に顔をくっつけて両手で壁をパチパチさせながらはしゃいでいる。かと思えば痒いのだろうか?フロアにお座りして両手で顔をこすっている。そんな仕草がなんとも愛らしい。
 ティッシュペーパーの小箱を手にして遊んでいた。両手を差し出して「チョウダイ」と声をかけた。不思議そうに見返していた花ちゃんが小箱を差し出して私の手にのせてくれた。アッ!「どうぞ」ができたと思わず呟いた。もう一度やってみるが、二度とはできない。偶然だったのだろう。この時期の孫娘の振舞いに一喜一憂させられる。7段に積み上げられるカップのおもちゃがある。積み上げたおもちゃを上から順番に順番に取っていくよう促した。タワーになったおもちゃをすぐに崩してしまう。それでも何度かするうちにやっとできた。大人たちが周りで拍手した。こんなこともできるようになったんだと感心することしきり。
 極め付きは「タッチ」だった。娘から瞬間的に両足立ちができるようになったと聞いていた。ソファーに持たれながらタッチしていた花ちゃんが両手でオモチャをもってソファーから離れた。その姿勢が続いたのを見て「ヤッタ~ッ!タッチができた」と叫んだ。家内と娘も目を丸くして「ホンマや」と応じる。10秒ばかり続いただろうか。花ちゃんの記念すべき初タッチを目撃した。
 今回の訪問で心配していた抱っこ拒否症候群が解消した。お盆の帰省では通常は良くなついてくれるが抱っこした途端、嫌がって手足をバタバタさせてあからさまに嫌がっていた。それが今回はまったく抵抗なく抱っこを受入れてくれる。それだけ成長したのだろうか。絵本を読み聞かせても傍で身体をくっつけるようにして覗きこんでいる。
 久々の花ちゃんとの再会でどんどん成長する様子を目のあたりにした。