かかりつけ医の選択肢2016年09月17日

 朝から風邪気味だだった。咳や鼻水が止まらず喉も痛い。医者に行くほどのこともないとタカをくくっていたがどうにもおさまらない。夕方になりかかりつけ医に行こうと思った。そこでいつものかかりつけ医にいくかどうかハタと迷った。
 徒歩10分ほどのかかりつけ医は20年近いお付合いの同年代の開業医である。福祉ネットを立ち上げた際にそれとなく地域医療の在り方について水を向けてみた。積極的な反応は返ってこない。年齢的な要素もあるのだろうが総じて前向きな姿勢が感じられない。今後、老後の医療を託すかかりつけ医の選択は重大だ。
 1年前に地域に訪問診療にも意欲的な医師が開業された。何回かお話しして福祉ネットのアドバイザーにも就任頂いた。40代後半で地域医療にも前向きである。この際、かかりつけ医の見直しも検討すべきはないかと思い、車で5分ばかりのそちらの医院を訪ねた。
 待合室には順番待ちの患者の姿はない。開業間もないこともあってまだ浸透不足なのかもしれない。ほどなく診察室に案内されて症状を訴えた。咳止めと総合感冒薬を処方された。お時間がありそうなので地域医療についても意見交換させてもらい一石二鳥のの診察となった。
 ちなみに一夜明けて、投薬の効果があったのか風邪の方は大分楽になった。