花ちゃんがやってきた2016年10月05日

 家内と二人で花ちゃんが待つ大津市に向かった。今日から一週間ほど母ちゃんと一緒に里帰りする花ちゃんを連れ帰るためだ。
 花ちゃんは来月初めから自宅近くの保育園に入園する手はずになっている。短時間のお試し保育から始まって中旬には本格的な保育に移行する。その頃から母ちゃんは出産休職を終えて職場復帰する。
 娘は花ちゃんの子育てをしながらその手はずの為の準備に余念がない。娘が休職中だったこれまでは何かと行ったり来たりして花ちゃんとのふれあいの機会が多かった。来月からはそうもいかない。盆正月の帰省も短期間になりそうだ。娘も実家でゆっくり骨休めすることもままならない。そんなわけで祖父母の孫娘とのふれあいと娘の骨休めのための実家滞在のラストチャンスが訪れた。
 半月ぶりの花ちゃん宅の訪問だった。花ちゃんがどんどん成長している。絵本を手にしていかにも読書をしている風な仕草を見せてくれる。時々何にも掴まらずタッチしてみせる。目撃した時には手許にカメラはない。瞬間芸のようなものでいまだに画像でキャッチできない。テーブルの脚に掴まってテーブルの上を覗きこむ。目ざとく見つけたものをたぐり寄せては床に落として、ちびっこギャングの片りんを見せている。その掴まり立ちの足元を見ると爪先立ちの姿勢を維持したままである。
 2時前には花ちゃんちを後にした。いつもは母ちゃんに抱っこされた花ちゃんとバイバイするのだが今回は後部座席のチャイルドシートに納まっている。時おり聞こえるむずかり声を耳にしながら一路我が家に向かった。