一羊園の秋祭り応援2016年10月14日

 社協分区ボランティアセンターに派遣要請のあった一羊園秋祭りのお手伝いに初めて参加した。一羊園は船坂にある知的障がい者の支援施設である。ボラセンとは10数年のお付合いがあり、福祉ネットのオブザーバー事業者でもある。
 6名の分区ボランティアの皆さんと11時半頃に施設に到着した。施設スタッフから簡単な説明を受け、担当の綿菓子販売にエプロンに三角巾姿で早速試作に取り掛かった。用意された白、緑、ピンクのいずれかのザラメをレンゲで掬って綿菓子機の真ん中の穴に流し込む。すぐにひも状の綿あめが回転して出てくる。それを割ばしをくるくる回しながら絡めとる。ふんわりしたまあるい綿菓子をつくるのはちょっとしたコツがある。初めての綿菓子づくりは結構楽しかった。
 来客がまばらな内に施設から渡された6枚綴りチケットで昼食を頂いた。模擬店で販売の焼きそば、カレーライス、たこ焼き、ドリンク、アイスクリームなどがいずれもチケット一枚で購入できる。フルコースを頂いたところで大勢の入所者やそのご家族たちが来場された。
 施設中央の特設会場ではハワイアン演奏やフラダンスや盆踊りなどが催うされている。模擬店にも行列ができだした。綿菓子販売にも次々と利用者がある。介助者に連れられた入所者たちが童心に帰ったように声をあげながら綿菓子づくりを楽しんでもらっている。
 2時半の終了時刻までの3時間があっという間に過ぎた。障がい者施設のイベントお手伝いという初めての体験に、少し身構えて臨んでいた気がする。実際には違和感なくすぐに溶け込んで自分自身も楽しんでいた。もっとも自身も病を得て右手親指を失くした障がい者手帳保有者なのだから当然ともいえる。そんな感想を抱きながら帰路についた。

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