小学校の車椅子学習体験の支援ボランティア2016年10月22日

 地元小学校4年生の車イス体験学習の支援ボランティアに参加した。朝8時半に小学校の会議室にボランティア21名が集合した。支援活動の進め方と分担を打合せた後、子どもたちの待つ体育館に移動した。
 120名前後いた4年生も少子化の波を受けて今や75名前後と大幅に減少した。 市社協地区担当の車イス操作と段差やスロープでの操作指導があった。9時すぎから二カ所に分かれたスタート地点から車椅子体験が始まった。持ち場のスロープ前の段差付近に移動した。
 段差前に、介助役と車イス乗車役の二人一組のチームが次々とやってくる。「段差を上がります」と声掛けをする。段差はステッピングバーを踏み、ハンドグリップを押し下げて前輪を段に乗せる。身体を車イスに押付けて後輪を段に乗せる。・・・という手順を時おり手を貸しながら見守った。
 体重差が大きいコンビがやってきた。小柄な男の子が太めの女の子を乗せた車イスを押している。体重差は如何ともしがたく前輪を段差にあげられない。見かねて一緒にサポートした。そんなちょっとしたアクシデントのためにこそボランティアがいる。
 2時間ばかりして体験学習が終了した。体育館で生徒たちの感想と感謝の言葉を聞いて学習を終えた。ボランティアの顔ぶれも高齢化と固定化が顕著である。反面、何人かの子育て卒業間もない40代、50代の女性の参加が頼もしい。ちょい呑みオヤジ会の皆さんにも声掛けしてみようと思った。