オヤジ会のボランティア活動の在り方を巡る議論2016年10月25日

 ボランティアグループのちょい呑みオヤジ会があった。今回は初参加者1名も含めて16名の参加があった。今回は事務局の私からボランティアグループのボランティア活動の在り方について重要な提案をし、これを巡って大いに議論が交わされた。
 オヤジ会発足の目的のひとつにリタイヤしたオジサンたちに地域のボランティアに参加してもらおうと点があった。そのために開催された懇談会では、「いきなりボランティアでもなかろう。まずは呑み会で気心を合わせてからの話だ」ということになった。ちょい呑みオヤジ会発足のいきさつである。以来2年近くが経過し呑み会は19回を数えた。途中、メンバーがまとまって公園清掃に参加するという経過もあったが、公園清掃そのものがスポーツ21に委託されることになり頓挫した。
 そこで今回の提案となった。様々なボランティアのメニューを整理しメンバーがまとまって参加するのでなく好みや関心に応じて各自で自由に選択するという方式である。メニューとしては、チャリティゴルフの開催、社協運営の子育て支援活動への参加、特養や障がい者施設等の施設行事の支援活動、公園内花壇の維持管理活動、高齢者等の困りごと支援の有償ボランティア等が想定される。これに加えて新たにメンバーから高齢者等の徘徊行動にともなう行方不明者発生時の捜索組織の提案もあった。
 捜索活動の実施組織について議論が百出した。明日は我が身の皆さんにとってその必要性には異論はない。懸念は私的な寄り集まりであるちょい呑みオヤジ会で公的な性格を帯びた活動にどう関わるかという点だった。自治会やボランティアセンターとの関わりが言及された。反面で余り形式にこだわると結局何もできなくなる懸念がある。活動を開始して問題があればひとつづつ潰していけばよいという声も多い。また高齢者以上に子どもたちの行方不明時の対応が欠かせないとの声もあった。ひとまず提案者と事務局で具体案の検討を始めることとした。
 ボランティア活動の在り方についてはメニューの中から各自で選択して参加するという方向性が了承された。19回目にして本格的なボランティア活動の在り方を問う意義深いオヤジ会だった。