文化祭講座の受講者の内訳2016年11月07日

 住宅街の自治会主催文化祭で始めて開講した「ふるさと講座・北六甲台の今昔」の講座には65名の受講者があった。皆さんには受付で受講者名簿に住所・氏名を記載して頂いた。
 その受付名簿を分析してみた。住宅街の五つの丁目毎の受講者ではほぼ11~12名だがなぜか四丁目だけが17名と多かった。男女別には男性37名、女性28名と男性が多い。通常の地域の研修・講座では圧倒的に女性が多いのだが、郷土史というジャンルの講座の性格と祝日の文化祭の催しということが要因かもしれない。ご夫婦での受講が8組16名あったのも特徴的だろう。
 名簿を見ながら講師との関係を分類してみた。オヤジ会メンバー、社協関係者、自治会関係者、福寿会(老人会)関係者、その他の知人と何らかのつながりのある方の受講は35名だった。ほとんど面識のない方は30名ということになる。約半数の方が純粋にこの講座の「開発前の我が町の姿や伝承」というテーマに関心を持たれたのだと思われる。残り半数の方は講座への関心も含めた講師との関わりでの受講者と言える。
 いずれにしろこの結果を受け止めながら9年間の地域活動での個人的な到達点を感じずにはおれなかった。それと同時にあらためて「ふるさとづくり」をキーワードに新興住宅街でのあらたなコミュニティづくりに向けた第一歩としたいと思った。