散策講座14時間後の有馬温泉火災2016年11月12日

 昨日のブログで公民館講座「有馬散策」を記事にした。有馬を散策した翌日午前中のテレビ報道で有馬の中心部の火災が伝えられた。おひとりが死亡し民家や店舗4棟が延焼したという。
 延焼した現場は金の湯や念仏寺に近く、中心街の湯本坂に面した場所である。そこは私たちが散策講座で訪ねた所で、その14時間後の火災だった。火元に隣接した伝統工芸品「有馬人形筆」の西田筆店も全焼した。受講者の皆さんに「ここが有馬筆を作っているお店です」と案内したばかりだった。もし講座が1日遅ければ到底散策どころではなかった筈である。
 それにしても有馬の街の特有の地形がもたらす火災のリスクを思い知らされた。狭隘な坂道の多い町である。入り組んだ狭い路地が縦横に走っている。あの地形でどのように消火活動が行われたのだろう。その特有の地形で宿泊客も多いという条件も折り込んで有馬の住民たちは様々な防火設備を整え消防訓練を重ねているのだろう。

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