年寄り夫婦がUSJに出かけた2016年11月19日

 家内と一緒に昼過ぎに自宅を後にして大阪に向かった。目的地は年寄り夫婦二人の行き先としては場違いなUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)である。これにはわけがある。家内は色んなキャンペーンに応募するのが好きだ。サントリーのキャンペーンに応募したところ、USJの「サントリープレミアム貸切ナイト」のお二人様ご招待に当たってしまった。多少違和感はあったが当たった以上これは出かける他はない。こんなことでもなければ生涯縁のないスポットである。
 イベントガイドには14時入場開始とあるが、サントリー貸切のイベントは19時からである。大阪駅前の百貨店で昼食をとったりして時間を潰し、USJには3時半頃に到着した。広大なテーマパークをどう楽しめばよいのか戸惑うばかりだ。とりあえず園内を歩いてみることにした。
 最初に目に入ったのがスパイダーマンのアトラクションだった。入口では係員が「只今の待ち時間は55分です」と声をかけている。テーマパークでの長時間の行列は覚悟していたので行列の最後尾についた。待つこと40分・・・ようやく4人乗りのゴンドラに乗車した。3D映像の迫力とジェットコースターを体感を駆使したエキサイティングな数分だった。
 続いてジェラシックパークの行列に並んだが、途中のビデオ案内の「かなりの水しぶきを浴びます」というアナウンスに家内が尻込みした。やむなく20分ばかりの待ち時間を棒に振って列を離れた。6時スタートのターミネーター2(3Dアトラクション)の会場に5時半頃に入場した。スパイダーマンの興奮の再来を期待しての入場だったが、前半は女性MCの辛口ギャグのトークショーだった。メインホールに入場し、座席に着席していよいよ3Dアトラクションが始まった。舞台上にターミネーターに扮したアクターが登場し悪役たちとの乱闘が演じられる。舞台背景にはバーチャルな3D映像がスピーディに大迫力音響とともに展開する。そのうちアクターたちが背景映像に吸い込まれるように消えて、映像中心のシーンになる。リアルとバーチャルをミックスしたアトラクションだった。途中で座席がシーンに合わせて大音響とともに上下に大きく振動する。凝った演出だったがスパイダーマンの迫力には及ばない。
 アトラクション会場を出ると外はすっかり闇に包まれていた。巨大なクリスマスツリーが点灯され様々な彩りのイルミネーションに次々と転換する。この世界一の伝説のツリーも今年が最後だという。ツリーに隣接する幅広い建物の壁面も見事にイルミネーション投影されて息を呑むばかりの美しさだった。
 ポイントになるアトラクションを駆け足で巡って7時過ぎにはUSJを後にした。家内のキャンペーン応募のお蔭で異次元の不思議でエキサイティングな3時間余りを過ごした。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック