雨天中止のアルキナーレのイベント模様2016年11月20日

 19日に開催予定だったアルキナーレが雨天予報で前日午後に中止が決定された。丸山ハイキングをメインとしたイベントである。西宮市南部からの参加者も多数見込まれている。荒天での万一の事故への備えを考えれば中止もやむをえまい。
 8組のハイキングル-プのひと組のコースガイドを引き受けた。主催者と調整して初めて11ヵ所の散策スポットのガイダンスをA4一頁に写真付きで作成した。従来特に準備していなかったものである。 当日には全参加者に配布されることになっていたようだ。これも日の目を見なかったが次回以降に活用されるだろう。
 雨天の場合は、ハイキング以外の催しは、公智神社と宮前通りの会場が全て山口センターとホールに変更になることが決まっていた。10時40分頃に山口センターに顔を出した。センターの壁面コンコースには地域の各種団体が出店する屋台村が並んでいる。たこ焼き、おでん、ちらし寿司、カレーライス、唐揚げ、焼き鳥、焼きコーン、豚汁、イカ焼きと、さすがにオール山口での出店で多彩な屋台村である。山口ホール前の展示室でも地元JAの青果等の物産展や竹籠細工の販売がある。
 広い山口ホールいっぱいにテーブルが並べられ、大勢の参加者が屋台村で調達した飲食品を味わいながら歓談や交流に花を咲かせていた。
 11時半には舞台上に孝徳帝の行幸行列の衣装をまとった面々が登場した。舞台周囲に着席すると、舞装束に包まれた4人の小学生たちが登場し胡蝶の舞を披露する。伴奏は10人ほどの雅楽衣装の奏者による雅楽である。舞が終わると舞台下に設置された二つの和太鼓と横笛とのコラボ演奏が始まった。横笛の奏者は孝徳帝に扮した雅楽団のメンバーであり和太鼓は30代とおぼしき女性だった。この珍しいコラボ演奏に会場を埋めた観客が聞きほれていた。
 体調が風邪気味で万全でない。12時過ぎには会場を後にして帰路についた。