隣町のふれあい喫茶の盛況2016年12月22日

 代表者となった社協分区は二つの町で構成されている。在住の住宅街の国道を挟んで南側にも千戸ほどの新興住宅街が広がっている。この町でも社協分区のふれあい喫茶が毎月第3水曜日に開催されている。定例開催される分区事業には可能な限り顔を出すようにしている。
 その町の昨日のふれあい喫茶はXmasバージョンだった。1時半オープンの会場にはお年寄りを中心に大勢の来場者があった。正面では5人の若いお母さんグル-プによるコーラスが始まっていた。Xmasメドレーをはじめ数曲の快いメロディが観客の手拍子とともに披露された。中には1歳前後の幼児を抱っこしながら歌っているお母さんもいる。司会役はいない。メンバーそれぞれが曲目を紹介しリードボーカルをつとめるスタイルに好感を持った。
 ふれあい喫茶は社協の分区活動の中心事業のひとつである。コーヒー紅茶とちょっとした茶菓子が無料で提供される。今回のように時節に応じたイベントも催される。日頃住民どうしでふれあう機会の少ない新興住宅街では貴重な交流の場となっている。自宅にこもりがちになるお年寄りにとっては定期的に出かけられる居場所にもなっているのではないか。
 こうした場を提供できるのも運営を担っている分区ボランティアの皆さんのお蔭である。そんな気持ちを込めながら責任者に別れの挨拶をして会場を後にした。